ソーシャルログインから本人確認をサポートしたコンシューマ向けIDプラットフォーム「SELMID」

This application is available only in Japanese.

テンプレートの活用により顧客ID基盤を素早く導入。

B2C事業者様向けIDaaS「SELMID（セルミッド）」は、Azure Active Directory B2Cに伊藤忠テクノソリューションズの持つ顧客ID管理に関するノウハウを基にした独自テンプレートを組み込んで提供。既存ビジネスのSNS対応や、新規サービス・新規ビジネスに必須のSNS連携や本人確認を容易かつ柔軟に実装できるプラットフォームです。

SELMIDが提供する機能

1. ソーシャルログイン連携

Azure Active Directory B2Cが標準でサポートしていないLINEやYahoo! IDなど日本国内で顧客向けサービスを立ち上げる際に必須となるソーシャルメディアとの連携をサポートしています。

2. 組織ID基盤連携

B2B取引や大学、自治体などにも対応するため、企業や大学などの持つ組織ID基盤との連携をサポート、顧客IDと組織IDのハイブリッドなID基盤を導入することが可能です。

3. 本人確認サポート

携帯キャリアの契約者データや免許証・マイナンバーカードなどの公的な身分証明書を使った本人確認シナリオをサポート、年齢詐称や住所詐称などに対応、また近年話題の分散型IDとの連携にも対応、より安全で便利なID基盤の導入をサポートします。

4. リスク判定と多要素認証

アクセス元の状態からリスクレベルを判定、IDとパスワードだけではなく生体認証など追加の認証要素を動的に要求することで安全なサービス開発をサポートします。

5. LINEを用いたメッセージ配信、チャットボット連携

ソーシャルログオンに加え、LINEへのメッセージ配信やチャットボットとの連携にも対応。多彩な顧客接点の構築をサポートします。

SELMIDの利用シーン

シーン1　コマースサイトへの顧客登録率を向上したいケース

アカウント登録時のプロフィール登録で約半数の顧客が離脱すると言われています。SELMIDのソーシャルログイン機能を利用することで顧客登録を簡素化、離脱を防止します。

シーン2　組織ID基盤の利便性・安全性を高めたいケース

大学や企業の組織ID基盤と連携することで、組織ID基盤による従来のログインに加えて普段使っているLINEなどのソーシャルメディアを使った簡易ログイン機能の追加や、アクセス元のリスク度合いによっては生体認証などの強度の高い認証要求を行うことが可能です。

シーン3　顧客確認（KYC）を効率化したいケース

重要な取引をネット上で行う際の年齢確認や本人確認をサポート。ソーシャルログインと組み合わせることによりアカウント登録や通常のログインはLINE、重要取引の際はマイナンバーカードを要求、という複雑なシナリオにも対応します。

SELMIDのソリューション

1. 手早く導入ができる

伊藤忠テクノソリューションの持つID基盤に関するノウハウをテンプレートに凝縮。導入前の複雑な要件定義や機能設計を大幅に簡略化することが可能です。

2. 利用者にやさしい

普段利用しているソーシャルメディアや組織のIDなどを使ってサービスへログインできるため、新たにIDやパスワードを覚える必要がありません。

3. 事業者に安心

リスク判定や多要素認証などによるセキュリティ強化に加え、本人確認など事業リスク回避をサポートする機能を提供。安心してサービスを運営できます。

SELMIDの特長

1. マネージドサービスとして提供

利用料金の中にソーシャルメディア側のAPI仕様の変更への追従や、新たなソーシャルメディアとの連携などを含むため、常に最新のサービスの利用が可能です。

2. コンサルティングサービス・開発支援サービスも提供

基盤とテンプレートの提供に加えてコンサルティングサービス・開発支援サービスも提供。顧客ID基盤のあるべき姿の実現をサポートいたします。

利用料金 (税抜)

初期費用100 万円〜、月額10万円〜（10,000ユーザより）